Google Search Console 各画面の概要メモ
サイトマップとインデックス カバレッジを追いかけ続けて散々さわって慣れてきたのでGoogle Search Console の各画面の概要をメモしておく。
画面キャプチャや画面遷移があったほうがいいけど余力なくメモのみ。
1、サマリー
検索パフォーマンス(Googleウェブ検索のクリック数)とカバレッジ(インデックスされたページ数)が折れ線グラフで見られる。
詳細はグラフ右上にある「レポートを開く」か、左メニューの「検索パフォーマンス」または「インデックス カバレッジ」をクリックして詳細ページを開く。
2、検索パフォーマンス
Googleウェブ検索でのクリック数、表示回数などをグラフで時間軸で見ることができ、さらに検索されて引っかかったキーワードを知ることができる。
・次の項目について、グラフで時間軸で変化を見ることができる。
・グラフ上部にある各項目を選択するとグラフに表示される。
- 合計クリック数:ウェブ検索でクリックされた数
- 合計表示回数:合計インプレッション数ともいう。リンクURLがユーザーの検索結果に表示された回数。
- 平均CTR:インプレッションのうち実際にクリックにつながった割合。
- 平均掲載順位:検索結果内での特定のプロパティやページへの最上位リンクの掲載順位を、そのプロパティが表示されるすべてのクエリで平均した値。
・グラフの上にグラフ自体の絞込みフィルターがあるので自分で変更したり追加できる。表示させるデータの期間、検索キーワードなどを指定することができる。
・グラフの下に検索キーワードごとに各項目の詳細数がわかる一覧がある。
表のヘッダーの項目をクリックすると昇順降順にソート(並べ替え)ができる。
右上の↓矢印マークからデータを出力したり、三マークからさらに結果にフィルターをかけることができる。
※プロパティとは
左メニューの一番上で選択しているウェブサイトプロパティのこと。サーチコンソールに登録するときに指定したもの。ここで指定している範囲がサーチコンソールの対象範囲。
3、URL検査
カバレッジのURLを指定して実行するとインデックスの登録状況やエラーなどが表示される。インデックス登録をリクエストすることができる。
4、インデックス カバレッジ
Google検索にインデックスされたページ(URL)や除外されたりエラーになっているページ等を確認する事ができる。
・グラフ上の各項目をクリックするとグラフに表示される、グラフの下の一覧に内訳が表示される。
- エラー
- 有効(警告有)
- 有効
- 除外
一覧を見ると「有効」の中にも、「送信して登録されました」や「インデックス登録されましたがサイトマップに送信していません」など異なる要素が含まれることがわかる。
・一覧で行を選択すると、そこに含まれるURLが表示され、URLをクリックすると「URL検査」などのオプションがでて対処できる。
・左上の「すべての既知のページ」の▼をクリックすると、サイトマップのフィルタをかけることができます。
ここで注意して欲しいのが、
有効なカバレッジ=サイトマップに登録しているカバレッジ、ではありません。
あくまで、
有効なカバレッジ=クローラーが巡回してインデックス登録されたカバレッジ、です。
5、インデックス サイトマップ
サイトマップやサイトマップインデックスを送信することができ、
サイトマップの一覧で、最終読み込み日時、ステータス、検出されたURL数を確認することができる。(サイトマップインデックスの場合は紐づくサイトマップの一覧を開く)
・一覧の任意の行を選択するとサイトマップの詳細が表示される。
・検出されたURLがインデックス登録されたカバレッジと紐づいていたら「検出されたURL」をクリックすると対象のカバレッジ一覧が開く。
ここでも注意が必要なのは
サイトマップで検出されたURL=有効なカバレッジ ではありません。
サイトマップで検出されたURLでもインデックス登録されていないカバレッジがありますし、
インデックス登録されたカバレッジ(有効なカバレッジ)でもサイトマップで検出されていないカバレッジがあります。
6、拡張 モバイルユーザビリティ
モバイル端末で表示した場合にユーザビリティの問題があるものを検出して知らせる。
一度、ステータス:有効が1件表示されていたが、いつの間にか消えていたのでまだ詳細を調べていない。
1件しか見ておらず、すべてのカバレッジに対してレポートされるわけではないよう。
また出たら調べようと思う。
7、リンク
外部リンクと内部リンクについて、リンクされているページ、リンク元サイト、リンク先テキストを見ることができる。
こちらもいつの間にか増えていたので詳細を調べておらず。
本格運用するようになると、詳細を分析する必要が出てくるのだろうと思うけど今のところ様子見のみ。
自分でつけた内部リンクよりも検出される数が多く、どうもはてなブログで自動生成される機能?というか画面構成?で、カテゴリ別の記事一覧リンクやら関連記事のリンクやらあるからではないかと思われる。
外部リンクも、はてなブログのサービスである、「はてなブックマーク」や「Hatena keyword」に(たぶん自動で)個々の記事内の言葉を拾って登録してくれているからのよう。本当に外部のサイトが自分の記事を引用してくれているというのは今のこのブログではないようだ。
最初はサイトマップとカバレッジの画面がちょっと分かりにくかったが、触っているうちにそれらの関連が読めてくると見やすくなる。
検索キーワードは、自分で気にしていないキーワードで検索結果に表示されていたりするのが興味深い。
Google検索からクリックされることはすごく稀で、クリックされるキーワードは「はてなブログ」固有のものが多く、はてなブログのユーザーがお互いに機能がわからず見合いっこしているものと思われる。