餡のいろ

日々のこと。ブログ初級者の雑記ブログ。

【読了】ケント・M・キース『それでもなお、人を愛しなさい』

『それでもなお、人を愛しなさい–人生の意味を見つけるための逆説の10カ条』
ケント・M・キース 著/大内 博 訳


人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。(第1条)

 

この本は、何年も前ちょっとスピリチュアルに興味を持っていた頃にマザー・テレサの言葉として聞いて感動してより詳しく知りたいと購入したのだけど、本のジャンルは「ビジネススキル」だし、内容はスピ色が一切なく社会のリーダーとなろうとしている人や会社・学校・組織にいる人向けっぽいし、ケント・キースさんの言葉をマザー・テレサが引用したものだったと知り、導き系の言葉を期待していた当時はガッカリしてサラッと読んで本棚にしまってしまった。
最近になって本の整理中に出てきたので改めて読み直してみたら、期待することもないからか意外に素直に読めた。
本書では10カ条のそれぞれにその言葉がうまれるに至った著者の体験談や具体例が書いてあり、それを実践することによって得られるであろうことが書かれている。どれもこれも素晴らしいのだけど実生活で実践するのにはハッキリと困難なものも多く自分の身に引きつけて考えるのが難しかった。が、しかし、最後の解説で佐々木常夫さんがそれらを現実世界に引き付けて冷静に斬り噛み砕いてくれていて、それを読んで腹落ちすることができた。実践は難しくとも、この10カ条を心に留めておくと人として成長することができるのかもしれない。

ビジネス書として読むのがよいと思う。