映画『THIS IS IT』 今でも、きっといつまでもマイケルはかっこいい!
2009年7月からはじまるワールドツアー直前の6月25日に急死したマイケル・ジャクソンの幻となった「THIS IS IT」ツアーのリハーサル映像をまとめたドキュメンタリー映画。没後10年となる今年の6月にテレビ放映されたものを録画して鑑賞した。
映像の中のマイケルは大スターのイメージとは違い、か細い小さな声で話す人だった。筋肉隆々のバックダンサーに囲まれたマイケルは細くて折れてしまいそうなのが印象的。誰にも謙虚で丁寧に決して大きな声は出さず、King of POPマイケル・ジャクソンとして求める音や動き、演出を静かに伝える彼の弱々しい姿はなんか神というか神々しく見えた。
ちょうどNHKでやっていたBS世界のドキュメンタリー「マイケル・ジャクソン 最期の24時間」を見たばかりで、このころのマイケルは心の平安を失った状態で強力な睡眠剤を大量に接種しても眠れないほどボロボロだったというのを見ていたけれど、リハーサルに立つマイケルは、声や体は細くて儚げなんだけど、抑え気味とはいえダンスや歌声はシャープで透明感があり、鳥肌が立った。無二の天才だと思った。
とっても謙虚でデリケートな人だったんだな、と(状況がそうさせたのかもしれないけれど)、誰か傍にいる人はいなかったのか、早すぎる死を悼む。私たちは偉大な人を失ったんだと思った。大袈裟かもしれないけど。
もはや懐メロばかりなんだけど、どの曲もしびれた。生で聞いてみたかった。アルバム、ミュージックビデオが欲しくなる。
追記.
その後YouTubeでマイケルのビデオクリップをたくさん見たのだけど、最初のころは目がキラキラ自信に満ち溢れて生き生きしていて、最初からThis is itでみた姿のか細い感じではなく、たくさんの複雑な経験をして、いろんな人間に遭って、あのようになったのかもしれないなと思った。
BS世界のドキュメンタリー「マイケル・ジャクソン 最期の24時間」
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=190131
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/253/2145688/index.html
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