餡のいろ

日々の調べたこと色々メモ。

屋久島の旅

f:id:umetsubuan:20190813121124j:plain
f:id:umetsubuan:20190813121140j:plain
f:id:umetsubuan:20190813121153j:plain

この景気のおかげでできた会社の臨時休業日に年休を1日つけて3泊4日で会社の先輩と屋久島に行ってきた。

 

[旅程] 7/10-13
初日は移動日(鹿児島まで飛行機+バス+高速船)
二日目に縄文杉トレッキング
三日目に木霊の森ツアー
最終日は移動日(高速船+バス+鹿児島から飛行機)

 

きっかけは会社の先輩。
彼女が、友だちから屋久島がすごく良かったと聞いて、どうしても行きたくなったみたいで、6月初旬に急きょ声をかけられてせっかくなので同行させてもらった。
屋久島には木霊(こだま)がいるの
」っていう彼女に「???」という感じだったけど、とにかくなかなかチャンスがないし縄文杉が見てみたかった。
その後、彼女がどこからか木霊の森ツアーという木霊を見る(写真を撮る?)ツアーを見つけてきて、これまた三日目にどうしても行きたかったみたいで、私は体力的に自信がなかったし、趣旨に「?」だったのでお断りしたものの再三のアタックに断りきれず結局こちらも行ってきました(笑)

 

旅のメインはもちろん二日目の縄文杉トレッキング。
早朝4時に宿を出発。そこから車で1時間の登山口がスタート&ゴール地点。
ハードだとは思ったけど、予想以上のハイペースだった。
往復20kmを11時間かけて歩いた。ガイド+3ペア6名の組。
とにかく歩く歩く、あるくあるく、歩く歩く。
普段から早歩きの私でも「おっ」と思ったほどので、普段からゆっくり歩く先輩は相当辛かったろうと思う。まったくしゃべらなくなってしまってたけど、リタイアせずちゃんと歩いていて本当に頑張っていたと思う。あとから聞いたらスタートしてすぐ「コレハヤバイ
」と気づいてスイッチをOFFにしてたらしい。本当に頑張っていたと思う。
ありがたいことに天気はバッチリだった。森のお蔭で太陽が出てても大分涼しかったと思う。途中、水がどこにでもでていて、しかも美味しく、涼しげで大変助かった。
屋久鹿には何回も出会った。人慣れしていて珍しくないらしい。猿も見た。
半分はトロッコ道、半分が山道。ハイペースでなければ比較的歩きやすい気がする。ただ距離が長いので1日で見てくるとなるとゆっくりというわけにもいかないのだろう。
ガイドに言われるがまま休憩して水分とってトイレに行ってという感じだったけど、黙々と歩くのはたのしかった。
そしてその末あって縄文杉についたときはうれしかった。ものすごい達成感を得ることができた。縄文杉はさすがに大きく圧倒された。思った以上に整備されていてちょっと残念だったけど渋滞を起こしているくらい人が多いから柵で仕切られるのも仕方のないことなのだろう。
とにかく充実していた。疲れたけど楽しかった。山歩きいいかも。
次は白神山地か、富士山かってかんじ(笑)

 

ちなみに私の一番の心配はトイレだったんだけど、片道で2箇所しかないトイレでことたりた。汗をかいたのと、気をつけていたせいか意外に大丈夫だった。

 

三日目の木霊の森ツアーは、裏山散策というかんじ。実家の裏山よりも軽くて物足りなかった。
ヒーリングスポット、木霊の写真スポットめぐりがテーマのツアーで、先輩は木霊撮影をすごく楽しみにしていたみたいだけど、ヒーリングガイドによれば晴れているので映らないかもとのこと。
私的には木霊は人が自然と感じるものであって写真に写ったり見えたりというのはちょっと違う気がする。見えなくてもいいと思った。ただ人があまり入っていない森は静かで気持ちよかった。
縄文杉トレッキングの時から気づいたのだけど屋久島って江戸時代に切られた切り株だらけ。
木霊の森コースでは大きな杉はすべて切られていて一本も残っていないといっていた。それって自然破壊だったんじゃ?
屋久島の大自然、というけれど、これって自然破壊のはしりがあってそこからの自然回帰だったのかな。それもののけ姫のテーマだったけ?

 

最終日の移動日は鹿児島観光をした。
城山の展望台で、仙巌園で、時折噴煙をあげる桜島をじっくり見た。かっこよかった。しっかり満喫。今度はじっくり鹿児島観光したいものだ。

 

4日間なんだかんだと充実していた。
屋久島の住民はみんな親切で声をかけてくれて気持ちのいい旅だった。

 

2009/7/16 22:09